リアディレーラ、壊れた・・・。

そんなわけで、手持ちのリアディレーラのプーリープレートの固定部を比較してみました。
↓:左から531系デオーレ、750系XT、800系セイント

↓:よーくみると、デオーレにはシール用のOリングが無く、セイントの軸端はかなり強化されているのがわかります。

調べたところ、XTRと最新のセイントはこの軸構造が違っていますが、それ以外はすべて同様な模様。
つまり振動の激しいDH等での使用は、XT以下は不向きと思われます。YSさんのSLXも要注意ですよー!
ちなみに上記写真のXTは「XLT号」で富士山や富士パノで使用していたためか、わずかに今回のデオーレと同様な症状が確認されました。
なお、パーツの流用は531系デオーレに800系セイントのプレートが使えそうだったのですが、セイントがローノーマルであるためコイルスプリング固定穴が合わず、単純適用はできませんでした。
XTは軸端が収容される部分がギリギリのサイズになっており、セイントのプレートは入りませんでした。

さて「こるちな号」の修復ですが、上記理由から高級なリアディレーラを入手する必要があり途方に暮れていたところ、起死回生のヒラメキに恵まれました!
昨年のSWに大破したこちら・・・↓

これの一部をひっくり返して加工、手持ちの805系セイント(ハブ軸に取り付けるタイプ)を使用するというものです。
一日掛かりでヒーヒーやすりで手作業し、エンドの爪を避ける溝等の加工を施しました。


ほんでもって、完成。


この805系セイントディレーラは、「BAMⅡ号」に使用する予定だったので、また「BAMⅡ号」の完成が遅れそうです・・・(ToT)/~~~